(10月1日更新) セレナ買取価格の相場・最新トレンドはこれ!

セレナを売る値段は走行距離と年式に依存する!

あなたのセレナの買取価格がいくらくらいになるのかが気になって、このページを見てくれているでしょうか。

セレナに限ったことではありませんが、走行距離と年式が車の価値を決める重要な要素となっています。

こちらのページでは、セレナのオーナーが売却したときの実際の売買データをもとに、走行距離と年式が価格にどう影響しているかを視覚的に説明します。

分析に使用したセレナの取引データは 293 件です。

走行距離や年式が買取価格に与える影響を理解することで、セレナを売却する前の参考情報としてお役立ていただけると思います。

さらに、走行距離・年式が買取価格と強く関連しているということは、あなたのセレナの走行距離と年式をもとに、売却価格の目安を知ることもできるわけです。

この相関関係は数式にすることができます。あなたのセレナの情報を元に、この数式を使って売却価格の予測を試してみてください。

詳しくは以下でご説明します。

走行距離・年式とセレナ買取価格の相関関係

では、走行距離・年式と買取価格の相関関係を順に見ていきましょう。

1 つ目が走行距離と買取価格の散布図です。

横軸 (x 軸) が走行距離で、縦軸 (y 軸) が買取価格です。右肩「下がり」になっていることがわかります。

これは、走行距離が増えれば増えるほど買取価格が安くなることを示しているわけです。

この散布図は実際に売買された各データを二次元のグラフに落とし込んで作っているので、色が濃くなっているところは多くの売買データが重なり合っていることを示し、そのあたりが相場だと推測できます。

走行距離と買取価格のデータからセレナの特徴としてわかることは、走行距離が 175,000 km を超えるとほとんど売りに出されていないことがわかります。

あとは買取価格は高くても 350 万円ほどであり、走行距離が 75,000 km を超えると買取価格は 100 万円以下、100,000 km を超えると買取価格は 37 - 38 万円以下のレンジに収まってしまうようです。

2 つ目が年式と買取価格の散布図です。

横軸 (x 軸) が年式で、縦軸 (y 軸) が買取価格です。

今度は反対に右肩「上がり」になっていることがはっきりわかりますね。

これは、年式が新しければ新しい方が買取価格が高いことを実データが示しているわけです。

年式と買取価格の関係で言うとセレナの散布図の特徴の 1 つ目は、濃い青が 50 万円以下、年式は 2005 年から 2013 年くらいに固まっていることです。

もう 1 つの特徴は、年式 2013 年以降は買取価格が急角度で上がっている形になっていることです。

買取価格が 200 万円を超えるためには、年式が 2018 年以降でないと難しそうですね。

次に、セレナの買取価格トップ 10 を表にしてみました。それが以下です。

トップ 10 の年式は 2018 - 2021 年で占められていて、走行距離は数万キロ、一番長いものでも 55,000 km 程度となっています。

年式走行距離 (km)オークション日付買取価格 (万円)
202145232022年05月27日348.0
2020136152022年08月30日333.6
2020145612022年12月27日311.4
201987442020年12月11日310.5
2022172022年12月09日301.1
2020329712022年02月11日293.2
2018114842022年08月16日279.9
2018555082022年12月23日273.2
2020203782022年05月27日270.0
2020297182022年03月22日268.4

あなたのセレナの推定価格を計算してみますか?

実データから導き出された計算式を作りました。

あなたのセレナの年式と走行距離を入力するだけで、いま売ったらいくらになるか?をすぐに推計できるようになっています。

[ 計算式 ]
( 14.839 x 年式 ) - (0.000615 x 走行距離) - 29733.084

これは、散布図を作るのに使用したデータから計算式 (モデル) を求めて、この計算式を以下に埋め込んで計算できるようにしています。

このモデルからわかっていることは、

  • 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 14.839 万円 安くなる
  • 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 6.15 円 安くなる

ことです。

半角文字で入力して試してみてください。当ブログのオリジナルツールです。



年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。

年式ごとの買取価格の平均値を求めて、それをグラフにしたものです。

年式と買取価格の関係になるので、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 右肩上がりのグラフになっています。

2021 年式と 2022 年式の買取価格の上下関係が逆になっていますね。これは、当ブログで保有しているデータではこのような結果となっているだけだと思います。

2020 年式のセレナの人気が高い!とか、2021 年式の人気が低い!ことを示しているとは言えないはないと思います。

分析に使用しているデータのひずみや偏りによってこういったことが起こりえます。

走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。

走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフになります。

0 万キロ台の買取価格の平均が、1 万キロ台の価格よりも安くなっていますね。。。これもデータのひずみによるものだと思います。

最後にご参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。

年式ごとの買取価格平均値

年式買取価格
2000 年1.5 万円
2001 年3.0 万円
2002 年3.6 万円
2004 年5.1 万円
2005 年12.1 万円
2006 年8.0 万円
2007 年9.2 万円
2008 年13.7 万円
2009 年22.0 万円
2010 年16.9 万円
2011 年41.0 万円
2012 年55.3 万円
2013 年58.3 万円
2014 年99.6 万円
2015 年107.1 万円
2016 年147.4 万円
2017 年180.7 万円
2018 年215.4 万円
2019 年246.6 万円
2020 年288.6 万円
2021 年276.2 万円
2022 年301.1 万円

10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値

走行距離買取価格
0 万 km 〜145.9 万円
1 万 km 〜212.7 万円
2 万 km 〜187.4 万円
3 万 km 〜135.0 万円
4 万 km 〜95.2 万円
5 万 km 〜90.2 万円
6 万 km 〜65.9 万円
7 万 km 〜54.4 万円
8 万 km 〜34.9 万円
9 万 km 〜26.9 万円
10 万 km 〜20.5 万円
11 万 km 〜14.6 万円
12 万 km 〜13.5 万円
13 万 km 〜15.8 万円
14 万 km 〜9.0 万円
15 万 km 〜7.9 万円
16 万 km 〜8.6 万円
17 万 km 〜4.4 万円
20 万 km 〜9.3 万円
23 万 km 〜10.2 万円
24 万 km 〜9.6 万円

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