(11月28日更新) ジムニー買取価格の相場・最新トレンドはこれ!

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ジムニーの買取価格を走行距離と年式の関係から予想できたら?

今日はジムニーの買取価格について見ていきます。いつも通りで走行距離、年式と買取価格の関係性をチェックするところからスタートです。

ジムニーに限らず、クルマの買取価格は走行距離と年式が大きく影響するので、ここから確認していきましょう。

過去のオークションの売買データを使って、走行距離と買取価格、年式と買取価格の関係をグラフでお見せします。

ジムニーの実際の売買データ 160 件 を使ってグラフを作ってます。

グラフなら目で見てわかるので、ジムニーの売却金額がどんな風に決まっているのか。これを事前にある程度でも把握してもらえたら嬉しいです。

走行距離と年式が売却価格に大きくするってことであれば、あなたのジムニーの走行距離と年式から、今、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのか計算できることになります。

完璧な予測とまではいきませんが、今保有しているジムニーの値段がどれくらいなのかを推測するには十分かなと思います。

走行距離・年式とジムニー買取価格の相関関係

では、走行距離・年式と買取価格の相関関係を順番に見ていくことにしましょう。

2 つの数値の関係を視覚的に見ることができるグラフである散布図を使います。

「走行距離」と買取価格の関係を見る散布図

横軸が「走行距離」で、縦軸が買取価格です。

走行距離が増えていくと、買取価格が下がっていく傾向があることがわかります。

25,000 km より少ない走行距離だと高額な買取価格になっていますね。そこからグッと急角度に下がっていき、50,000 km を超えると価格の下がり方が緩やかになり、100,000 km を超えるとかなり平たくなっている印象です。

この散布図は実際に売買されたデータを縦横の二次元のグラフにして描いているだけだから、色が濃くなっているところはデータが重なり合っていることを示し、その重なりが多いところが相場だと推測できます。

重なっているところは、走行距離が短い (12,000 - 13,000 km ほど) ところのデータで、買取価格が 175 - 225 万円くらいの間で見られますね。

「年式」と買取価格の関係を見る散布図

次は、横軸が「年式」で、縦軸が買取価格の散布図です。

年式が新しいほうが買取価格が高くなるので、右肩「上がり」になっていることがわかりますが、古い年式のものは価値が低く 2009 もしくは 2010 年式くらいから右肩上がりが始まっているような散布図になっています。

これまでに見てきた車種ではここまで古い年式の売買データがなかったため、なかなか珍しい形の散布図になっています。

売買価格が 150 万円を超えるための年式は 2018 年以降である必要がありそうなことがわかります。

100 万円を超えるためには 2014 年式以降かなと思わされます。

年式と買取価格の相関は車種を問わず強く現れるものですが、ジムニーもその傾向があることがわかると思います。

次に買取価格のトップ 10 を見ていきましょう。

ジムニー買取価格のトップ 10

ここでジムニーの買取価格トップ 10 をチェックして表にしてみました。

年式走行距離 (km)オークション日付買取価格 (万円)
202063482022年05月24日250.0
2022172022年09月20日236.0
201957442020年02月11日232.5
2019261472021年12月14日226.5
2019126222021年09月28日225.0
2020222722022年11月01日221.9
202078702021年11月02日217.0
20213582022年02月01日217.0
2022102022年12月27日215.1
202150772022年03月11日215.0

トップ 10 でまずチェックしたいのは、年式とオークション日付の関係ですね。何年落ちか?を見るわけです。

いずれの 1 - 2 年落ちと言える結果となっています。

次に走行距離を見ます。一番走っているもので 26,000 km 程です。

普通に考えて走行距離が少なければ程度も悪くないと考えられます。

だから、こういうクルマがトップ 10 に入ってくるのだと思いますね。

あなたのジムニーの推定価格を計算してみますか?

ではここからは、あなたのジムニーの価値がどれくらいなのか?という内容に入っていきましょう。

オークションで売買されたデータから、現在の価値を予測するための計算式を 2 つ作りました。

ジムニーの年式と走行距離を入力するだけで、いま売ったらいくらくらいになるんだろう?を見ていただけるようにしています。

以下の計算式 1 が、ここまで説明してきた「年式」「走行距離」と買取価格の関係から求められた数式 (モデル) です。

[ 計算式 1 ]
( 4.3794 x 年式 ) - ( 0.0005258 x 走行距離 ) - 8667.58

この数式は、

  • 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 4.3794 万円 安くなる
  • 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 5.26 円 安くなる

ことを示しています。

2 つ目の計算式は、1 つ目よりも予測精度が高いモデルです。

数式が少し複雑になっているところがミソで、年式と走行距離の相互作用を予測に組み込んでます。こっちの方が精度が高いことがわかっています。

スマホの例えで説明すると、新型の iPhone を 2 台買って 1 ヶ月経過しているとします。1 台は毎日仕事で 8 時間は酷使されているとしましょう。もう 1 台は夜寝る前に軽く使う程度と仮定します。このとき、1 ヶ月しか経過していないことは同じですが、どれくらい使い込まれているかによって価値が変わりますよね。この経過時間と使い込まれている程度の関連、クルマで言い換えると年式と走行距離の関連、これをモデルに組み込んで予測しているというわけです。

[ 計算式 2 ]
( 7.2162 x 年式 ) + ( 0.1059 x 走行距離 ) - (5.31e-05 x 年式 x 走行距離) - 14376.57

決定係数と呼ばれる予測の正確さを表す指標が、2 つ目の計算式が 0.8808 で、1 つ目が 0.758 です。

決定係数が 1 に近い方が優れているので、計算式 2 の方が良いわけです。

というウンチクはありながらも、計算式 2 を使ってジムニーの予想価格を確認できるようにしてみました。

年式と走行距離を入力して買取価格を予測する!

当ブログのオリジナルツールです。半角文字で入力して試してみてください。



以下のグラフはこのモデル (計算式 2) が予測した買取価格がどれくらい正確であるかを視覚的に示したものです。

横軸も縦軸も単位は価格 (万円) で、「縦軸」がこのモデルが予測した価格 (Predicted) を示し、「横軸」が実際の買取価格 (Actual) を表しています。

赤の点線が実際の買取価格を描いたものです。これは直線として描かれます。

青の点が、このモデルが予測した買取価格で、青の点が赤の点線に近く分布していればしているほど、このモデルの予測が優れていることを示しています。

ジムニーの予測結果の場合、価格が安いものも高いものも全体的に & 平均的に赤点線に寄っている印象があります。

別の言い方をするとしたら、バランスが取れていると言うことできるところが特徴になりますね。

一部、赤点線から外れているデータもありますが、全体的な傾向としてみればそんなに悪くない予測結果であることが示されています。

年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。

「年式ごとの買取価格の平均値」を求めて、横軸が「年式」、縦軸が「年式ごとの買取価格の平均値」をグラフにしたものです。

年式と買取価格の関係を表しているため、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 「右肩上がり」のグラフになっています。

この折れ線グラフはギザギザ、デコボコが目立ちますね。

ジムニーは買取価格の予測はけっこう良い感じだったのですが、この折れ線グラフはあまり良い感じがしないですね。

右肩上がりと言えば右肩上がりではあるんですが、ガタガタが結構あり、これはこれで珍しい結果となりました。

まあ、予測精度が高ければ良いのであまり気にしてはいませんが。

走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。

ジムニーの売買データを走行距離 10,000 km ごとに分類し、それを横軸にして、買取価格を縦軸にした折れ線グラフです。

走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフになります。

この折れ線グラフはさっきのよりはマシですがギザギザが少し見られますね。ちょっとホッとしました。

40,000 km 台までは価格の下がり方が急角度ですね。走行距離が少ないうちは、価値の減少が早いということでしょうか。

これは逆の考え方をすれば、走行距離がけっこう大きくなっていったら、価値の減少がゆっくりになるということになりますが、たしかに 100,000 km をすぎると随分なだらかな右肩下がりになっています。

210,000 km 台のところでピョン!と跳ね上がっているのは、たぶん 210,000 km も走ってから売りに出される数自体が少なく、平均にすると買取価格が少し高かった結果、グラフが跳ね上がったんじゃないかと思います。

最後に参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。

あなたのジムニーの年式と走行距離から、どれくらいの買取価格になるのかをサッと確認できます。

年式ごとの買取価格平均値

年式買取価格
1986 年20.1 万円
1990 年39.9 万円
1991 年4.5 万円
1992 年26.5 万円
1993 年20.4 万円
1994 年25.7 万円
1995 年33.8 万円
1996 年43.9 万円
1997 年27.2 万円
1998 年36.6 万円
1999 年11.0 万円
2000 年19.8 万円
2001 年21.8 万円
2002 年32.7 万円
2003 年18.3 万円
2004 年28.5 万円
2005 年39.7 万円
2006 年23.9 万円
2007 年33.3 万円
2008 年42.8 万円
2009 年41.0 万円
2010 年57.7 万円
2011 年88.8 万円
2012 年88.2 万円
2013 年63.6 万円
2014 年110.5 万円
2015 年104.6 万円
2016 年103.3 万円
2017 年136.3 万円
2018 年181.2 万円
2019 年195.2 万円
2020 年195.0 万円
2021 年192.9 万円
2022 年194.6 万円
2023 年198.3 万円

10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値

走行距離買取価格
0 万 km 〜191.8 万円
1 万 km 〜171.7 万円
2 万 km 〜158.0 万円
3 万 km 〜102.7 万円
4 万 km 〜87.9 万円
5 万 km 〜101.9 万円
6 万 km 〜54.6 万円
7 万 km 〜56.8 万円
8 万 km 〜56.6 万円
9 万 km 〜32.8 万円
10 万 km 〜36.8 万円
11 万 km 〜21.6 万円
12 万 km 〜34.0 万円
13 万 km 〜31.7 万円
14 万 km 〜9.5 万円
15 万 km 〜28.1 万円
16 万 km 〜27.3 万円
17 万 km 〜7.9 万円
19 万 km 〜11.2 万円
21 万 km 〜40.0 万円

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