(12月2日更新) オデッセイ買取価格の相場・最新トレンドはこれ!

手っ取り早くあなたのオデッセイの 💰買取価格💰 を予測したい人は ココをクリック してね。

もしもオデッセイの買取価格を予測することができたら?

今日はオデッセイです。さっそく走行距離、年式と買取価格の関係性を見ていきましょう。

オデッセイに限らず、クルマの買取価格は走行距離と年式に大きく左右されるので、ここから確認しています。

オークションの売買データを使って、買取価格が走行距離と年式に関連していることをグラフで表示します。

オデッセイのオークションデータ 156 件 を使ってグラフを作ってます。

グラフなら関係性が目で見てわかるので、オデッセイの買取金額がどんなものなのかを事前に把握してもらえるのではないかと思います。

走行距離と年式が買取価格に影響しているってことであれば、あなたのオデッセイの走行距離と年式から、どれくらいの価値があるのかを、今、計算できることになります。

完璧な予測とまではいきませんが、愛車のオデッセイの値段がどれくらいなのかを把握するのに役立つと嬉しいです。

走行距離・年式とオデッセイ買取価格の関係

では、走行距離・年式と買取価格の関係を順番に見ていきましょう。

2 つの数値の関係を視覚的に見ることができるグラフである散布図を使います。

「走行距離」と買取価格の関係を見る散布図

横軸が「走行距離」で、縦軸が買取価格です。

グラフが上から右下に流れるような形を描いているので、走行距離が増えていくと、買取価格が下がっていく傾向があることがわかります。

ただし、なだらかに右下に下がっていく様子とは別に、買取価格 50 万円以下のデータが線というか帯状に左から右に伸びているようにも見えます。このことは、走行距離が少なくても買取価格が安かったデータになります。他の要因が価格に影響していたのかもしれません。

この散布図は売買されたデータを縦横の二次元のグラフにして描いているだけなので、色が濃くなっているところはデータが重なり合っていることを意味します。つまり、そのあたりが相場だと推測できるのですが、重なりがあるところは買取価格 25 万円以下が多くなっています。

この散布図だけではわかるようなわからないような感じかもしれません。続いて、年式と買取価格の散布図を見てみましょう。

「年式」と買取価格の関係を見る散布図

次は、横軸が「年式」で、縦軸が買取価格の散布図です。

年式が新しいほうが買取価格が高くなりますから、右肩「上がり」になるもので、この散布図でもその形になっています。

2012 年のデータがほとんどないので、もう少しデータがほしいところです。

この 2012 年を基準に左側と右側を見てみると、左は角度がゆるく、右は角度がきつく見えますよね。これは、年式が新しければ新しいほど高い価値がつくこと意味し、ある程度年数が経過してしまうとそこから先は価格の下がり具合がゆるくなるってことだと思います。

年式と買取価格の相関関係はは車種を問わず強く現れるものです。オデッセイにもその傾向があることがわかりました。

次に買取価格のトップ 10 を見てみることにしましょう。

オデッセイ買取価格のトップ 10

ここでオデッセイの買取価格トップ 10 をチェックして表にしてみました。

年式走行距離 (km)オークション日付買取価格 (万円)
202150922022年09月06日460.2
202162252023年10月13日360.1
201971722020年06月30日353.3
2021112852023年10月10日348.0
201973412021年10月05日327.6
202084312022年12月13日290.2
2017242552021年03月02日285.1
2016201732020年02月11日285.0
201496932016年07月30日280.0
2016196362018年10月23日261.5

トップ 10 でまずチェックしていくのは、年式とオークション日付です。何年落ちか?に注目するわけです。

7 位と 8 位は 3 - 4 年落ちですが、それ以外は 1 - 2 年落ちになっていますね。新しいから高い価格で買い取られているというわかりやすい結果と言えるでしょう。

次に走行距離をチェックします。一番走っているもので 7 位の 25,000 km 以下です。3 - 4 年落ちで 25,000 km 以下ですから程度は悪くなかったのではと思いますよね。

それ以外の走行距離を見ると 10,000 km にも達していないものが 6 個あります。あまり走っていない状態だから程度が良くて高く買い取られたのでしょう。

やっぱり!ではないですが、購入してからの時間経過が短いもの、走行距離が少ないものに高い価値がつくということが原則と言えるでしょう。

あなたのオデッセイの推定価格を計算してみますか?

ここから、あなたのオデッセイの現在価値がどれくらいなのか?という話に入っていきましょう。

オークションで売買されたデータを使って、現在価値を予測するための計算式 (モデル) を 2 つ作りました。本当は他のモデルも確認していますが、紙面の都合上 2 つだけ紹介します。

オデッセイの年式と走行距離を入力するだけで、いま売ったらいくらになるんだろう?を見ていただけるようにしています。

以下の計算式 1 が、ここまで説明してきた「年式」「走行距離」と買取価格の関係から求められた数式 (モデル) です。

[ 計算式 1 ]
( 12.6344 x 年式 ) - ( 0.0005778 x 走行距離 ) - 25276.67

この数式は、

  • 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 12.6344 万円 安くなる
  • 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 5.78 円 安くなる

ことを示しています。

2 つ目の計算式は、1 つ目よりも予測精度が高いモデルです。

数式が少し複雑になっているところがミソで、年式と走行距離の相互作用を予測に組み込んでます。こっちの方が精度が高いことがわかっています。

[ 計算式 2 ]
( 20.4528 x 年式 ) + ( 0.2574 x 走行距離 ) - (0.0001285 x 年式 x 走行距離) - 40987.59

計算式 2 をスマホの例え話で説明すると、

新型の iPhone を 2 台買って 1 ヶ月経過しているとします。1 台は毎日仕事で 8 時間は酷使されているとしましょう。もう 1 台は夜寝る前に軽く使う程度と仮定します。

このとき、1 ヶ月しか経過していないことは同じですが、どれくらい使い込まれているかによって価値が変わりますよね。

この経過時間と使い込まれている程度の関連、クルマで言い換えると年式と走行距離の関連、これを計算式 2 のモデルには組み込んでいます。

決定係数と呼ばれる予測の正確さを表す指標が、2 つ目の計算式が 0.819 で、1 つ目が 0.753 です。

決定係数が 1 に近い方が優れているので、計算式 2 の方が良いわけです。

前置きはこれくらいにしておいて、計算式 2 を使ってオデッセイの予想価格を確認してみましょう。

年式と走行距離を入力して買取価格を予測する!

当ブログのオリジナルツールで、電話番号は不要です。半角文字で入力して試してみてください。



以下のグラフはこのモデル (計算式 2) が予測した買取価格がどれくらい正確であるかを視覚的に示したものです。

赤の点線が実際の買取価格を描いたものです。これは直線として描かれます。

青の点が、このモデルが予測した買取価格で、青の点が赤の点線に近く分布していればしているほど、このモデルの予測が優れていることを示しています。

オデッセイの予測結果は、買取価格が安いものも高いものも全体的には赤点線に寄っている印象があります。

一部、赤点線から外れているデータもあるにはありますが、全体的な傾向としてはそんなに悪くない予測精度であることがわかります。

年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。

「年式ごとの買取価格の平均値」を求めて、横軸が「年式」、縦軸が「年式ごとの買取価格の平均値」をグラフにしたものです。

年式と買取価格の関係を表しているため、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 「右肩上がり」のグラフになっています。

散布図のところで少し触れましたが、2012 年を基準に左側、右側を見てみると傾向が違うことがわかります。

2012 年式よりも新しいものはグラフが急角度であるのに対し、2012 年式より古いものはグラフの角度が緩やかです。

すくなくともこのグラフを描くのに使用しているデータでは、一定の年式 (2012 年式) よりも古くなると、価値の減少が緩やかになっていくということでしょう。

年式と買取価格の傾向としてわかりやすい折れ線グラフになっていますね。

走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。

オデッセイの売買データを走行距離 10,000 km ごとに分類し、それを横軸にして、買取価格を縦軸にした折れ線グラフです。

走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフでしたね。

このグラフは、走行距離が 80,000 km 台までは価格の減り方が急であるように見えますが、そこから先は価格の減り方が緩やかです。

走行距離においても、一定の距離 (今回の場合 80,000 km 台) までは価値の減り方が早く、一定の距離を超えると価値がゆっくり下がっていくのかもしれません。

120,000 km 台のところがぴょこんと跳ね上がっている点はたまたまかデータの歪みが原因かなと思われます。

最後に参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。

あなたのオデッセイの年式と走行距離から、どれくらいの買取価格になるのかをサッと確認できます。

年式ごとの買取価格平均値

年式買取価格
1998 年3.8 万円
2000 年6.3 万円
2002 年3.8 万円
2003 年7.0 万円
2004 年5.1 万円
2005 年11.0 万円
2006 年12.1 万円
2007 年10.9 万円
2008 年21.5 万円
2009 年28.8 万円
2010 年31.0 万円
2011 年31.1 万円
2012 年15.1 万円
2013 年121.0 万円
2014 年139.7 万円
2015 年169.4 万円
2016 年196.5 万円
2017 年218.7 万円
2018 年233.8 万円
2019 年277.1 万円
2020 年290.2 万円
2021 年389.4 万円

10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値

走行距離買取価格
0 万 km 〜235.1 万円
1 万 km 〜220.9 万円
2 万 km 〜187.2 万円
3 万 km 〜156.1 万円
4 万 km 〜113.1 万円
5 万 km 〜91.0 万円
6 万 km 〜57.9 万円
7 万 km 〜55.8 万円
8 万 km 〜32.7 万円
9 万 km 〜29.8 万円
10 万 km 〜18.8 万円
11 万 km 〜12.0 万円
12 万 km 〜37.8 万円
13 万 km 〜7.5 万円
14 万 km 〜5.9 万円
15 万 km 〜22.5 万円
16 万 km 〜16.0 万円
17 万 km 〜2.3 万円
19 万 km 〜6.4 万円
20 万 km 〜13.0 万円
21 万 km 〜7.0 万円
31 万 km 〜4.3 万円

オデッセイの 💰買取価格💰 の予測は ココをクリック して戻ってね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です