(11月23日更新) ヴェルファイア買取価格の相場・最新トレンドはこれ!

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ヴェルファイアの買取価格を走行距離と年式の関係から予想できたら?

今日はヴェルファイアの買取価格について見ていきます。いつも通りで走行距離、年式と買取価格の関係性をチェックするところからからスタートです。

ヴェルファイアに限らず、クルマの買取価格は走行距離と年式が大きく影響するので、ここから確認していきましょう。

過去のオークションの売買データを使って、走行距離と買取価格、年式と買取価格の関係をグラフでお見せします。

ヴェルファイアの実際の売買データ 163 件 を使ってグラフを作ってます。

グラフなら目で見てわかるので、ヴェルファイアの売却金額がどんな風に決まっているのか。これを事前にある程度でも把握してもらえたら嬉しいです。

走行距離と年式が売却価格に大きくするってことであれば、あなたのヴェルファイアの走行距離と年式から、今、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのか計算できることになります。

完璧な予測とまではいきませんが、今保有しているヴェルファイアの値段がどれくらいなのかを推測するには十分かなと思います。

走行距離・年式とヴェルファイア買取価格の相関関係

では、走行距離・年式と買取価格の相関関係を順番に見ていくことにしましょう。

2 つの数値の関係を視覚的に見ることができるグラフである散布図を使います。

「走行距離」と買取価格の関係を見る散布図

横軸が「走行距離」で、縦軸が買取価格です。

走行距離が増えるにしたがって、買取価格が下がっていく傾向がわかります。

50,000 km 以内だと高額な買取価格があり、50,000 km を超えてくると 300 万円以上の買取価格は難しくなっていくようです。

100,000 km を超えてくると、買取価格は 100 万円以下の枠にすっぽりと収まる感じのグラフになっています。

このため、走行距離が 100,000 km 以上であればいつ売っても大差はないという判断もありかもしれません。

反対に考えると、走行距離が 100,000 km 未満であれば買取価格に差が出やすいのでより早く売ったほうが良いという風に考えることもできるでしょう。

この散布図は実際に売買されたデータを縦横の二次元のグラフにして描いているだけだから、色が濃くなっているところはデータが重なり合っていることを示し、その重なりが多いところが相場だと推測できます。あんまり重なっているところはありませんが。。。

走行距離と買取価格の関係を見ることができる散布図になっていますが、もっと多いデータの散布図も作ってみたいところです。

「年式」と買取価格の関係を見る散布図

次は、横軸が「年式」で、縦軸が買取価格の散布図です。

わかりやすい右肩「上がり」になっていますね。

年式が新しい方が買取価格が高いことが示されています。年式と買取価格の相関関係は、車種を問わず強く現れるもので、ヴェルファイアにもそれが当てはまっています。

2008 年式と 2010 年式のデータが多く重なっているように見えます。

何年落ちで売りに出されたかによって買取価格は当然変わってきますが、この散布図を作るのに使ったデータではだいぶ年数が経過した 2008 年式、2010 年式のヴェルファイアが多く含まれているようです。

300 万円のラインを超えるためには 2014 年式よりも新しくないと、と思わされる結果です。

2016 年式以降は買取価格幅が広い印象がありますね。ちょっとこれは掴みづらい傾向です。

次に買取価格のトップ 10 を見ていきましょう。

ヴェルファイア買取価格のトップ 10

ここでヴェルファイアの買取価格トップ 10 をチェックして表にしてみました。

年式走行距離 (km)オークション日付買取価格 (万円)
2023132023年09月05日957.7
202362023年11月03日890.6
201502017年05月05日548.1
2019105922021年01月19日531.4
2018311482022年05月31日525.0
2019152982022年09月20日513.5
2018124122022年07月19日501.6
2020248832022年07月05日495.5
2018328732022年08月23日491.2
2016250512018年10月07日483.5

はじめに、1 番目と 2 番目に高い買取価格 957 万円と 890 万円のデータですが、これは特殊なケースとして散布図の表示からは意図的に外していました。

この投稿を書いているのが 2023 年 11 月 23 日ですが、この 2 つのデータはいずれも年式が 2023 年式で買い取られた時期が 2023 年の 9 月と 11 月です。

何らかの事情ですぐに売りに出された特殊なケースになりますので、散布図の表示からは外すことにしたというわけです。

3 番目の 548 万円の買取価格も気になるデータです。走行距離が 0 km ってあり得るのかなと思いますが、どこかで展示もしくは保管されていただけのヴェルファイアだったのかもしれません。

以上のことから、このトップ 10 のデータに関しては 4 位以下が参考になるかなと思います。

4 位以下の年式とオークション日付の関係を見ると 2 - 3 年落ちに当てはまりそうですし、走行距離も 10,000 - 30,000 km 程度ですから高値で買い取られたものと考えられそうです。

あなたのヴェルファイアの推定価格を計算してみますか?

ここから、あなたのヴェルファイアの現在価値がいくらになるのか?についてです。

オークションで売買されたデータから予測用の計算式を 2 つ作りました。

あなたのヴェルファイアの年式と走行距離を入力することで、いま売ったらいくらになるのか?を計算1できるようにしています。

以下の計算式 1 が、ここまで説明してきた「年式」「走行距離」と買取価格の関係から求められた式 (モデル) です。

[ 計算式 1 ]
( 28.168 x 年式 ) - ( 0.00109 x 走行距離 ) - 56421.77

この式は、

  • 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 28.168 万円 安くなる
  • 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 10.9 円 安くなる

ことを示しています。

続いて 2 つ目の計算式です。これは何かというと、1 つ目よりも予測精度が高いモデルです。

式が少し複雑になっているところがミソで、年式と走行距離の相互作用を予測に組み込んでます。こっちの方が予測精度が高いことがわかっています。

スマホの例えで説明すると、新型の iPhone を 2 台買って 1 ヶ月経過しているとします。1 台は毎日仕事で 8 時間は酷使されているとしましょう。もう 1 台は夜寝る前に軽く使う程度と仮定します。このとき、1 ヶ月しか経過していないことは同じですが、どれくらい使い込まれているかによって価値が変わりますよね。この経過時間と使い込まれている程度の関連、クルマで言い換えると年式と走行距離の関連、これをモデルに組み込んで予測しているというわけです。

[ 計算式 2 ]
( 36.293 x 年式 ) + ( 0.373 x 走行距離 ) - (0.000186 x 年式 x 走行距離) - 72772.57

決定係数と呼ばれる予測の正確さを表す指標が、2 つ目の計算式が 0.818 で、1 つ目が 0.794 です。

決定係数が 1 に近い方が優れているので、計算式 2 の方が良いわけです。

前置きが長くなりましたが、計算式 2 を使ってヴェルファイアの予想買取価格を確認できるようにしてみました。

年式と走行距離を入力して買取価格を予測する!

当ブログのオリジナルツールです。半角文字で入力して試してみてください。



以下のグラフはこのモデル (計算式 2) が予測した買取価格がどれくらい正確であるかを視覚的に示したものです。

横軸も縦軸も単位は価格 (万円) で、「縦軸」がこのモデルが予測した価格 (Predicted) を示し、「横軸」が実際の買取価格 (Actual) を表しています。

赤の点線が実際の買取価格を描いたものです。これは直線として描かれます。

青の点が、このモデルが予測した買取価格で、青の点が赤の点線に近く分布していればしているほど、このモデルの予測が優れていることを示しています。

ヴェルファイアの場合は、右端の方にポツンと 2 つの青の点があります。これは、トップ 10 のところで見た上位 2 つのデータです。

この 2 つは赤の点線からだいぶ外れていますよね。これはこの 2 つが外れ値であることを示し、モデル 2 の計算式にはあまりフィットしないことを示しています。

この 2 つ以外は概ね赤点線に近い分布 (予測) となっていますので、そこそこアテにできる買取価格の予測ができるのではと思います。

年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。

「年式ごとの買取価格の平均値」を求めて、横軸が「年式」、縦軸が「年式ごとの買取価格の平均値」をグラフにしたものです。

年式と買取価格の関係を表しているため、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 「右肩上がり」のグラフになっています。

最初に目をひくのが 2023 年式のところが、グイッ!っと急角度であがっているところでしょうか。

これもトップ 10 の上位 2 つのデータにより、こんな急角度になっています。この 2 つのデータを除いて折れ線グラフを作るともっとわかりやすいグラフになると思います。

これ以外はわかりやすい右肩上がりになっています。

走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。

ヴェルファイアの売買データを走行距離 10,000 km ごとに分類し、それを横軸にして、買取価格を縦軸にした折れ線グラフです。

走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフになります。

このグラフはけっこうギザギザとした形になることが多いんですが、ヴェルファイアの場合はきれいな右肩下がりになっていますね。

いままで見た中で一番わかりやすいかもしれません。珍しいですね。

最初の散布図のところで 100,000 km を超えてくると買取価格が 100 万円以下におさまるって書きましたけど、それに近い結果になっていますね。

90,000 km のところがちょうど 100 万円になっていますが、90,000 km 台 = 90,000 - 99,999 km を表すのでそれほど外れた結果ではありません。

散布図のところでは 50,000 km を超えると 300 万円以上になることは難しいと書きましたが、40,000 km のところが 300 万円くらいになっています。

40,000 km 台 = 40,000 - 49,999 km ですから、まあこれもそこそこ近い結果かなと思います。

最後に参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。

あなたのヴェルファイアの年式と走行距離から、どれくらいの買取価格になるのかをサッと確認できます。

年式ごとの買取価格平均値

年式買取価格
2008 年55.0 万円
2009 年103.6 万円
2010 年68.3 万円
2011 年91.3 万円
2012 年158.4 万円
2013 年149.7 万円
2014 年181.7 万円
2015 年331.3 万円
2016 年327.9 万円
2017 年316.5 万円
2018 年435.1 万円
2019 年438.0 万円
2020 年433.5 万円
2021 年407.3 万円
2023 年924.2 万円

10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値

走行距離買取価格
0 万 km 〜501.2 万円
1 万 km 〜390.5 万円
2 万 km 〜333.2 万円
3 万 km 〜290.7 万円
4 万 km 〜287.9 万円
5 万 km 〜217.9 万円
6 万 km 〜164.3 万円
7 万 km 〜192.7 万円
8 万 km 〜105.1 万円
9 万 km 〜95.3 万円
10 万 km 〜55.9 万円
11 万 km 〜55.2 万円
12 万 km 〜54.7 万円
13 万 km 〜67.0 万円
14 万 km 〜42.6 万円
15 万 km 〜52.3 万円
17 万 km 〜32.0 万円
18 万 km 〜32.3 万円
19 万 km 〜28.9 万円
20 万 km 〜25.7 万円
23 万 km 〜23.8 万円

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