(12月30日更新) ハスラー買取価格の相場・最新トレンドはこれ!
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あなたのハスラーの買取価格を予測することができたら?
今日はスズキのハスラーです。走行距離と年式がどれくらい買取価格に影響しているかを見ていきます。
クルマの買取価格は走行距離と年式に大きく左右されるので、まずはここから抑えていきます。
買取価格が走行距離と年式に関連していることをグラフで確認していきますが、グラフはハスラーが実際に売買されたデータを使っています。
オークションで売買されたデータ 123 件 をもとにグラフを作りました。
ビジュアルに見れば関係性がわかりやすいので、ハスラーの買取金額がどんな感じになっているのかをチェックしてみてください。
走行距離と年式が買取価格に大きく影響するのならば、あなたのハスラーの走行距離と年式から、今どれくらいの買取価格になるのかを計算できることになりますよね。
パーフェクトな予測ってわけにはいかないんですが、ハスラーの今の値段がどれくらいなのかをさくっと把握することはできるでしょう。
走行距離・年式とハスラー買取価格の関係
では、走行距離・年式と買取価格の関係を順番に見ていきましょう。
2 つの数値の関係を視覚的に見ることができるグラフである散布図を使います。
「走行距離」と買取価格の関係を見る散布図
横軸が「走行距離」で、縦軸が買取価格です。
グラフが上から右下に流れるような形になっています。このことから、走行距離が増えると買取価格が下がっていくことが見て取れます。
グラフは太い帯状に見えますが、もう少し細めな線の形で描かれるとデータの重なりが多くなり、そのあたりが相場かもしれません。
買取価格が 100 万円を超えるためには、走行距離が 50,000 km を超えると難しいのかもしれませんね。
一番買取価格が高いデータや走行距離が 100,000 km を超えたデータは特異なデータで参考にならないかもしれません。
では、次に年式と買取価格の散布図を見てみましょう。
「年式」と買取価格の関係を見る散布図
次は、横軸が「年式」で、縦軸が買取価格の散布図です。
ひと目見てハスラーの場合はかなり独特な散布図になっていると感じました。
年式が新しいほうが買取価格が高くなるので、右肩「上がり」になるものですが、2014 年式、2015 年式、2016 年式の買取価格の幅がものすごく広い。
年式が古ければ古いほど、買取価格が低いところにデータは集まる傾向があるものですが、ハスラーはこの傾向から外れています。とても珍しい形のグラフです。
他の車種だと反対に、年式が新しいところの買取価格の幅が広くなります。そして年式が古い買取価格は安いところにデータが集まります。
うーん、なんでこうなるのか今の時点ではわからないですね。たまたま使っているデータに偏りがあるのかもしれません。
次に買取価格のトップ 10 を見てみることにしましょう。
ハスラー買取価格のトップ 10
ハスラーの買取価格トップ 10 を表にしてみました。
年式 | 走行距離 (km) | オークション日付 | 買取価格 (万円) |
---|---|---|---|
2021 | 4756 | 2022年08月19日 | 203.0 |
2020 | 16366 | 2022年10月11日 | 168.4 |
2020 | 5552 | 2020年07月28日 | 168.0 |
2020 | 3432 | 2021年11月23日 | 163.5 |
2020 | 1055 | 2021年01月15日 | 160.0 |
2020 | 8824 | 2022年01月11日 | 158.0 |
2020 | 2636 | 2021年01月05日 | 155.0 |
2020 | 2515 | 2022年01月21日 | 154.0 |
2022 | 8163 | 2023年09月08日 | 152.4 |
2021 | 13348 | 2023年10月10日 | 140.9 |
トップ 10 の結果を何年落ちかという視点から見ていきましょう。すべてが 1 - 2 年落ちだと言えそうです。
これもハスラーの特徴かもしれません。他の車種だと 3 - 4 年落ちのデータも含まれますがそれが見られません。
ただ新しければ新しいほうが買取価格が高いものなので、理屈と結果が一致しているという点ではわかりやすいトップ 10 ですね。
次に走行距離に注目します。走行距離 10,000 km 以下のものが 8 個もあります。それ以外は 20,000 km 以下です。かなりわかりやすい結果です。
他の車種だと 20,000 km 超え、30,000 km 超えなどが混ざってくるものですがそれくらい走っているデータがトップ 10 内にはないですね。これもハスラーの特徴と言えるかもしれません。
さっきの年式と買取価格の散布図を見ると、セオリーから外れると感じちゃいましたが、このトップ 10 の結果はとてもストレートでわかりやすい結果になっています。
あなたのハスラーの推定価格を計算してみますか?
ここからは、あなたのハスラーはどれくらいの買取価格になるのか?という話に入っていきます。
オークションデータを使って、現在価値を予測するための計算式 (モデル) を 15 個作り、どのモデルの予測が良いのかをチェックしていきました。まずはこの 15 個の中から 3 つのモデルを紹介します。
(計算式 1) 「年式」と「走行距離」を使った予測モデル
最初の計算式は、ここまで説明してきた「年式」「走行距離」の 2 つを使って買取価格を予測するモデルです。
[ 計算式 1 ]
( 6.68 x 年式 ) - ( 0.00060402 x 走行距離 ) - 13365.876
この計算式は、
- 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 6.68 万円 安くなる
- 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 6.04 円 安くなる
ことを示しています。
(計算式 2) 「年式」と「走行距離」と「年式と走行距離の相互作用」を使った予測モデル
次のモデルは、「年式」と「走行距離」に「年式と走行距離の相互作用」を加えて 3 つの要素を考慮して予測する計算式です。
[ 計算式 2 ]
( 14.50692498 x 年式 ) + ( 0.1713075 x 走行距離 ) - (8.537e-05 x 年式 x 走行距離) - 29113.212
3 つの要素を使うので少し計算式が複雑になっています。
「年式と走行距離の相互作用」とは、年式と走行距離を掛け算した数値です。
年式が買取価格にどのような影響を及ぼすか?は、年式が単独で買取価格に与える影響を考えるためのものです。走行距離が買取価格にどのように影響するか?は走行距離が単独で買取価格に影響を考えるためのものです。年式と走行距離の相互作用は、単独で考慮した場合の走行距離と年式の影響とは異なり、2 つが組み合わさることで買取価格にどのような影響を及ぼすかを把握するためのもので、この点を考慮しているのが計算式 2 というわけです。
計算式 2 の方が計算式 1 よりも予測精度が高いことがわかっています。
(計算式 3) 「年式」と「走行距離」と「年式と走行距離の相互作用」と「年式とオークション日付の時間経過」を使った予測モデル
最後の計算式は、これまで使ってきた「年式」「走行距離」「年式と走行距離の相互作用」に加えて、「年式とオークション日付の時間経過」も考慮したモデルです。
[ 計算式 3 ]
( 5.27081384 x 年式 ) + ( 0.15712228 x 走行距離 ) - (7.82e-05 x 年式 x 走行距離) - (0.01364981 x 経過日数) - 10496.382
4 つの要素を考慮するため数式がさらに複雑になっていますが、この組み合わせが一番予測精度が高いことがわかっています。
これまでの 3 つの要素に、購入してからの時間 (日数) を加味して予測します。経過時間に応じて買取価格は下がるものですから、その点も考慮する計算式になっています。
決定係数と呼ばれる予測の正確さを表す指標が、1 つ目が 0.609 で、2 つ目が 0.752 で、3 つ目が 0.767 です。
決定係数が 1 に近い方が優れているので、計算式 3 が一番良いことになります。
では、前置きはこれくらいにして、計算式 2 と 3 を使ってハスラーの予想価格を確認していきましょう。
年式と走行距離を入力して買取価格を予測する!
まずは、計算式 2 から試してみてください。年式と走行距離を半角文字 (コンマなし) で入力します。
年式、走行距離、買ってから今日までの日数を入力して予測する!
次が計算式 3 です。年式、走行距離、購入してから今日までの日数 (コンマなし) を入力して実行してください。正確にわからなかったら大体の値を入力して予測してみてください。
以下のグラフは、モデル 3 の計算式が予測した買取価格がどれくらい正確であるかを視覚的に示したものです。
赤の点線が実際の買取価格を描いたもので、これは直線として描かれます。
青の点が、このモデルが予測した買取価格で、青の点が赤の点線に近く分布していればしているほど、このモデルの予測が優れていることを示しています。
まあまあの予測精度かなという印象です。
高い買取価格のデータが赤点線からのズレが大きいように見受けられますが、75 万円前後のデータはかなり赤点線に沿っているように見受けられます。
このあたりの価格帯の予測が得意だとも言えるでしょう。
年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ
今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。
「年式ごとの買取価格の平均値」を求めて、横軸が「年式」、縦軸が「年式ごとの買取価格の平均値」をグラフにしたものです。
年式と買取価格の関係を表しているため、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 「右肩上がり」のグラフになっています。
ただ気になるのが 2022 年の買取価格が 2021 よりも下がっている点ですね。これは 2022 年の買取データが 1 件しかないため、平均値が 2021 年の買取データよりも低くなってしまった結果です。
2019 年式以降、買取価格の上がる角度が急な印象があります。これは年式が新しいほど買取価格が高い傾向にあることを示していると考えられます。
言い換えると、ある年式よりも古くなる場合、買取価格が安くなる度合いがゆるやかになるということですが、その分かれ目が 2019 年かなってところです。
走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ
次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。
ハスラーの売買データを走行距離 10,000 km ごとに分類し、それを横軸にして、買取価格を縦軸にした折れ線グラフです。
走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフになります。
このグラフが少しいびつに見えるのは 12 万キロ台、13 万キロ台の買取価格があがっているところです。
これは、12 万キロを超えた買取データが 4 件しかないため、平均値としては高くなり、11 万キロ台からあがっているように見えているのでしょう。
8 万キロ台のところ、10 万キロ台のところでぴょこっとあがっているのは、分析に使ったデータに偏りがあったせいかもしれません。
最後に参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。
あなたのハスラーの年式と走行距離から、どれくらいの買取価格になるのかをサッと確認できます。
年式ごとの買取価格平均値
年式 | 買取価格 |
---|---|
2014 年 | 63.6 万円 |
2015 年 | 72.2 万円 |
2016 年 | 74.2 万円 |
2017 年 | 90.8 万円 |
2018 年 | 92.1 万円 |
2019 年 | 105.5 万円 |
2020 年 | 149.1 万円 |
2021 年 | 159.0 万円 |
2022 年 | 152.4 万円 |
10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値
走行距離 | 買取価格 |
---|---|
0 万 km 〜 | 141.0 万円 |
1 万 km 〜 | 109.2 万円 |
2 万 km 〜 | 93.7 万円 |
3 万 km 〜 | 75.6 万円 |
4 万 km 〜 | 70.3 万円 |
5 万 km 〜 | 69.7 万円 |
6 万 km 〜 | 67.2 万円 |
7 万 km 〜 | 55.0 万円 |
8 万 km 〜 | 58.0 万円 |
9 万 km 〜 | 36.9 万円 |
10 万 km 〜 | 42.5 万円 |
11 万 km 〜 | 8.3 万円 |
12 万 km 〜 | 17.6 万円 |
13 万 km 〜 | 20.0 万円 |
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