(10月22日更新) ヴォクシー買取価格の相場・最新トレンドはこれ！

ヴォクシーの買取価格は、走行距離と年式が大きく影響します！

僕の、私のヴォクシーの買取価格はいったいどれくらいなんでしょう？そういった情報が知りたい！でしょうか。

価格を決める要因はいろいろありますが、ハッキリわかっていることは走行距離と年式が買取価格の主要な決定要因であることです。これはヴォクシーだけでなく他の車の場合も同様です。

このページでは、ヴォクシーの過去の販売データをもとに、走行距離と年式が買取価格にどんな風に影響しているかを視覚的に示していきます。

実際のヴォクシーのオークション取引データ 190 件を使って分析します。

走行距離と年式がヴォクシー買取価格に与える影響を理解し、相場感覚を得ることで、ヴォクシーを売却する時の参考になることでしょう。

視点を変えて考えてみると、走行距離と年式が買取価格に大きく関わっているんだったら、あなたのヴォクシーの走行距離と年式から買取価格を推測することができるはず、ですよね？

実はこの相関関係は数式で表すことができ、あなたのヴォクシーの買取価格 (予測値) を計算することができます。

これに関しても、詳しいことは以下で説明していきます。

走行距離・年式とヴォクシー買取価格の相関関係

では、走行距離・年式と買取価格の相関関係を順に見ていきましょう。

2 つの変数の関係を視覚的に見ることができるグラフである散布図を使って確認します。

1 つ目が「走行距離」と買取価格の関係が見れる散布図です

横軸 (x 軸) が「走行距離」で、縦軸 (y 軸) が買取価格です。ゆるやかな右肩「下がり」になっていることがわかりますね。

これは、走行距離が増えていくと買取価格が安くなることを示しています。

散布図は実際に売買された各データを二次元のグラフに落とし込んで作っているので、色が濃くなっているところは多くの売買データが重なり合っていることを示し、そのあたりが相場だと推測できます。

ヴォクシーのデータはあまり重なっている箇所がないですが、走行距離 75,000 - 125,000 km あたりにデータが多くありますね。ひょっとしたらこれくらいの走行距離で売りに出されることが多いのかもしれません。

これ以外にヴォクシーの特徴としてわかることは、買取価格が 300 万円を超えたデータが少ないことです。これは、ヴォクシー の新車販売価格が関係しているのかなと思います。

走行距離が 100,000 km を超えると買取価格が 50 万円以下、150,000 km を超えると 25 万円以下に落ち着いてくるようです。

100,000 km を超えていないものに関しては他の要因により買取価格に差が出てくるといった特徴かなと思います。

2 つ目が「年式」と買取価格の関係が見れる散布図です

横軸 (x 軸) が「年式」で、縦軸 (y 軸) が買取価格です。

今度はわかりやすい右肩「上がり」になっていることがわかりますね。

これは、年式が新しい方が買取価格が高いことをデータが示しています。

年式と買取価格の関係を見ると、ヴォクシーの特徴は、2012 年式よりも古い買取価格が 100 万円以下になっていますね。

2009 年よりも古い年式にいたっては 50 万円以下の中にすっぽりとおさまっています。これは、走行距離が 100,000 km を超えてくると 50 万延以下に収まったことと関連があるかもしれません。

2012 - 2013 年式以降の年式に関しては、新しいほど右肩あたりで買取価格が上がっていると言えそうです。

トレンド (傾向) としては、年式 2012 年が境となり、それより新しければそれなりに高い価格で買い取られ、それより古ければ 100 万円以下となる可能性が高そうと言えるでしょう。

ヴォクシー買取価格のトップ 10 情報

ここでヴォクシーの買取価格トップ 10 をチェックして表にしてみました。

この表を見て最初に思ったことは、「やっぱり年式が新しい」でした。

トップ 10 の内、2020 年以降が 7 件、2019 が 2 件、2018 年が 1 件です。

年式が新しいわけですから走行距離も少な目となっていて、一番多く走っているもので 25,000 km ほどです。

ヴォクシーはとてもわかりやすい買取価格トップ 10 の結果となっています。

あなたのヴォクシーの推定価格を計算してみますか？

実データから導き出された計算式を 2 つ作っちゃいました。

あなたのヴォクシーの年式と走行距離を入力することで、いま売ったらいくらになるのか？を推計できるようになっています。

以下の計算式 1 が、ここまで説明してきた「年式」「走行距離」と買取価格の関係から求められた式 (モデル) です。

[ 計算式 1 ]
( 13.77 x 年式 ) - ( 0.0005435 x 走行距離 ) - 27560.74

この式は、

• 年式が 1 年古くなるごとに 買取価格が 約 13.77 万円 安くなる
• 走行距離が 1 km 増えるごとに 買取価格が 約 5.44 円 安くなる

ことを示しています。

続いて 2 つ目の計算式です。これは何かというと、1 つ目よりも予測精度が高いモデルです。

式が少し複雑になっているところがミソでして、こちらの方が予測精度が高いことがわかっています。

[ 計算式 2 ]
( 20.89 x 年式 ) + ( 0.244778 x 走行距離 ) - (0.00012204 x 年式 x 走行距離) - 41894.26

決定係数と呼ばれる予測の正確さを表す指標が、2 つ目の計算式が 0.9123 で、1 つ目が 0.8088 です。

決定係数が 1 に近い方が優れているので、計算式 2 の方が良いわけです。

前置きが長くなりましたが、以下に年式と走行距離を半角文字で入力して計算してみてください。計算式 2 の結果を確認できます！

当ブログのオリジナルツールです。半角文字を入力して試してみてください。

計算結果はいかがでしたか？

この結果はあくまでもこれまでのデータを元にした推計ではありますが、ベースになるものがあるのとないのとでは手放す時の納得感が違ってくると思います。

その上で、以下のような有名どころの一括査定サービス (無料) で、高く買い取ってくれる業者を見つけるのが良いでしょう。

楽天 Car 車買取

ユーポス

カービュー

以下のグラフはこのモデルの予測した買取価格がどれくらい正確なものかを視覚的に示したものです。

横軸も縦軸も単位は価格 (万円) で、「縦軸」がこのモデルが予測した価格 (Predicted) を示し、「横軸」が実際の買取価格 (Actual) を表しています。

赤の点線が実際の買取価格を描いたものです。これは直線として描かれます。

青の点が、このモデルが予測した買取価格で、青の点が赤の点線に近く分布していればしているほど、このモデルの予測が優れていることを示しています。

全体的に青の点が赤の直線近くに分布していることを理解していただけるのではないでしょうか。

このモデルの数式が計算した結果を、あなたのヴォクシーの推定買取価格として確認することができるようになっています。

年式ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

今度は散布図ではなく、折れ線グラフを作ってみました。

「年式ごとの買取価格の平均値」を求めて、横軸が「年式」、縦軸が「年式ごとの買取価格の平均値」をグラフにしたものです。

年式と買取価格の関係を表しているため、年式が新しいほど買取価格が高くなる = 「右肩上がり」のグラフになっています。

2022 年式の買取価格がカクンと下がっているのは、2023 年の買取データが 1 件しかなく、その買取価格が 2023 年の買取価格の平均値よりも低かったためにこういう結果になっています。

走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値の折れ線グラフ

次が、走行距離 10,000 km ごとの買取価格平均値を求めて、それを折れ線グラフにしたものです。

ヴォクシーの売買データを走行距離 10,000 km ごとに分類し、それを横軸にして、買取価格を縦軸にした折れ線グラフです。

走行距離と買取価格の場合は、走行距離が増えるほど買取価格が安くなる = 右肩下がりのグラフになります。

しかし、多少ギザギザとして右肩下がりの折れ線グラフになっていますが、トレンドは明確に現れていると思います。

最後にご参考データとして、年式ごとの買取価格の平均値と、走行距離 10,000 km ごとの買取価格の平均値を表にしたものを紹介しておきます。

あなたのヴォクシーの年式と走行距離から、どれくらいの買取価格になるのかをサッと確認できます。

年式ごとの買取価格平均値

10,000 km ごとの走行距離の買取価格平均値